ドケルバン病 | 健笑堂すぎの樹はりきゅう接骨院 三重院

ドケルバン病は、親指を広げたり動かしたりする際、手首の親指側（手背第一コンパートメント部）に痛みや腫れが現れる疾患です。

主に短母指伸筋腱と長母指外転筋という2本の腱が腱鞘の中で炎症を起こし、腱の動きがスムーズでなくなることで、痛み・腫れ・動かしづらさといった症状が現れます。

以前は美容師やピアニストなどの職業病とされていましたが、現在は一般の方やスマートフォンの使用が多い若年層でも増加しています。
豊後大野市三重町の健笑堂すぎの樹はりきゅう接骨院 三重院でも多くのご相談を受けています。

ドケルバン病は、遺伝的な要素やホルモンバランスの変化、手や手首の酷使など、複数の要因が重なって発症します。家族に同じ症状の方がいる場合や、妊娠や授乳期、閉経後など女性ホルモンの影響を受けやすい時期に発症しやすい傾向があります。

また、赤ちゃんの抱っこや家事、ゴルフ・テニスなどのスポーツ、重たいフライパンを使う調理、キーボード作業、スマートフォンの片手操作などによっても、親指や手首に負担がかかりやすくなります。

悪化・慢性化しやすい理由

ドケルバン病は進行性の疾患であり、痛みや炎症を我慢して使い続けることで徐々に悪化することがあります。また、糖尿病などの基礎疾患がある場合や、生活習慣の見直しができていない場合も症状が長引きやすいです。

特にホルモンバランスの乱れや過度な繰り返し動作を続けることが、症状の進行や再発につながるため、早めの治療と生活の見直しが大切です。

症状を放置すると痛みや腫れが強くなり、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。炎症が進行すると、手首や親指を動かすことがさらに困難になり、重症化する場合もあります。

豊後大野市三重町の健笑堂すぎの樹はりきゅう接骨院 三重院では、早期相談・早期治療をおすすめしています。

豊後大野市三重町の健笑堂すぎの樹はりきゅう接骨院 三重院では、ドケルバン病の症状や生活状況に合わせて、以下のような治療を組み合わせて行います。

・ハイボルト治療：炎症部位の深部までアプローチし、痛みの軽減や炎症抑制が期待できます。
・干渉波治療器：筋肉や腱の血流促進、回復力向上に効果が期待できます。
・アイシング・ホットパック：症状や炎症の段階に応じて冷却・温熱療法を使い分けます。
・手首・親指の負担を減らすテーピング指導や生活動作のアドバイスも実施。

国家資格を持つスタッフが丁寧に応対し、患者様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイド施術を提供します。

治療期間の目安

ドケルバン病は進行度や生活習慣によって治療期間が大きく異なります。
早期対応であれば比較的短期間で症状の緩和が期待できますが、慢性化や重症化している場合は数ヶ月単位での継続的なケアが必要になることもあります。

豊後大野市三重町の健笑堂すぎの樹はりきゅう接骨院 三重院では、症状の改善だけでなく、再発予防までサポートしています。

Q1.手の痛みがありドケルバン病を疑う場合、自宅でできるセルフチェック方法はありますか？

A1. 「フィンケルシュタインテスト」がご自宅でも簡単にできます。
①親指を手のひらに入れ、残りの4本の指で親指を包みます。
②そのまま手首を小指側へゆっくり曲げてみてください。

この時、親指の付け根から手首にかけて鋭い痛みを感じる場合は、ドケルバン病の可能性があります。ただし、痛みが強い場合は無理をせず、必ず医療機関や当院にご相談ください。

Q2.痛みがあるときは温湿布と冷湿布、どちらがいいですか？
A2. 急性期（痛みが出始めた時期や腫れ・熱感がある場合）は冷湿布が適しています。炎症反応を抑え、痛みを和らげます。慢性期（痛みが長引き炎症が落ち着いた時期）には血行を促進し、こわばりをほぐす温湿布がおすすめです。症状の変化に合わせて使い分けましょう。

Q3.ドケルバン病の痛みを軽減するマッサージ方法を教えてください。
A3. 急性期は患部へのマッサージは避け、慢性期や違和感が軽くなってきた段階で、
・手首から前腕（親指側）を優しくさする
・親指の付け根周辺を軽く指圧やストレッチ
・肘や肩周辺も軽くほぐす
といった方法が効果的です。強すぎる刺激は避け、痛みが悪化する場合は中止しましょう。